駄文徒然日記

移行したばかりです。これから整理していきます。

今期のアニメ

アニメはドラマに比べて消化が遅いので、どれも最新話まで行きついてないのですが…(^_^;)

漫画の評判が高かったので見てみたら、予想通り面白かったです。
マンガは未読だけど、ダンスシーンなんか、ダンス知らない私には、アニメの方がわかりやすそう!
櫻井さん最近、変わり者の役が多いなーと思ってたけど、ここでも!

羽海野チカさんに外れはないなぁ。やはりお話が素晴らしい。
シリアスパートも、かわいいパートも、キャラクターたちの濃さも、もろツボでございます。
こないだのひなちゃんのいじめの話は、ぼろぼろ泣いちゃいました。
みんな、素敵だ><
って今、たまたま公式サイト見たら、新OPがユニゾンだって。え、ユニゾン今期何本目!?
EDのイラストも毎回ビックリな方々が登場して面白いです(^^)/

楽しみに待ってましたよ、二期。
そして相変わらずのクズっぷりが素敵です!
予想は裏切り、期待は裏切らない、制作陣に感謝。
夏でもないのに、サマー仮面が頭から抜けないんですけど…。

お久しぶりの続編。相変わらず、鬼灯様が素敵です。
一番好きなのは、シロちゃんなんだけど、登場人物が増えちゃって、今回出番が少なそう…。
OPの歌、ついつい職場で口ずさみそうになって焦る…。

銀魂
大好きです。もうずっとついていきます。ということで、特にコメントすることはないです(笑)
というのもあんまりなので・・・ポロリ編の前までのシリアス編も、毎回最終話か!?という密度の濃さにくらくらしてそれはそれで素晴らしかったんですが、今回は相変わらずのゆるさが帰ってきてくれてうれしいです(^^)
FFネタブッ込んでくれてありがとう!

以上。
見てる人にしかわからない感想でした~。

今期のドラマ

テレビ好きです(^^)/
今期見てるドラマは、4本。

「奥様は、取り扱い注意」
綾瀬はるかが好きで見始めたら、脚本が金城一紀さんでした。
最初見たときは、マンガチックで軽めだったので、見続けようか迷ったのですが、段々この濃い目の演出がツボになってきて、今は楽しみに見てます。
精霊の守り人でアクションシーンが素晴らしかった綾瀬はるかのかっこいい姿が、再び拝めて満足。
そしてかっこいいのに、かわいいというギャップがたまりません。
豪華すぎる家、専業主婦とは思えぬファッション、ハイソすぎるママ友、と私の現実の世界とはかすりもしませんが、見てて楽しいです(^^)/
さて、旦那様との関係はどうなっていくんでしょうね。ドキドキ。


「刑事ゆがみ」
神木君が出てたら、とりあえず見ます(笑)今回も「11人もいる!」時みたいに、バタバタしてて、かわいいなぁ。
これもよくできてますよねー。脚本もいいし、役者さんもみなさんいい味出してる。
ゆがみ役は浅野さんしかいないだろってくらいハマってますしね。
山本美月ちゃん、濃すぎるお顔があまり好みでなかったけど(失礼)、今回の役は最初誰かわからなかったし、すごく雰囲気があっていいです!セリフないのに、ちゃんと存在感あっていいですよねー。


前回に引き続き、安定の面白さ。ちょっと「ん?」な回もあったけど、ほぼ毎回感動してます。
命を扱う重いテーマに毎回真摯に取り組まれていて、病院と協力したリアルな映像も後押しして、心深く入っててきます。
重いテーマながらも、コミカルな場面も多く、しのりんいじりは大好きです。
あと、前回は白髪だったBABYが今回黒髪に変わってたのに笑ってしまったんだけど。白髪は違和感ありありでしたもんねー。
視線で人殺せそうな役もやれちゃう綾野君が、やさしさ120%でできてそうな、さくら先生を違和感なくやってるのが毎回すごいなーと思っています!


クドカンのドラマは、とりあえず見ます(笑)今回も面白い。
一話見たときはよくわかんなくて、何だこりゃ、と思ったけど、二話目からはがっつり引き込まれました。
とにかく、何でもやっちゃう伊勢谷さんが素敵すぎます!!大河「花燃ゆ」の時は、脚本的に松陰役がひどすぎて、伊勢谷さんの無駄遣いはやめてくれ!と思ったけど、逆に今回は、無駄遣いどんどんしてくれ!!と思います(笑)
個性的すぎる役者さんたちがすごいですねー。
クドカンの作品って、役者さんたちがすごく楽しそうに振り切って演じてるから、見てても本当に楽しいです。

どのドラマも、毎週楽しみにして見てます(^^)/
今期当たりが多くてうれしい♡


さらさら流る 柚木麻子

面白く読みました。
リベンジポルノがテーマなので、楽しんで読む本ではなかったですが、
柚木さんの巧さを堪能できて、するする読めました。

<内容紹介>
あの人の中には、淀んだ流れがあった――。
28歳の井出菫は、かつて恋人に撮影を許した裸の写真が、ネットにアップされていることを偶然発見する。
恋人の名は光晴といった。
光晴はおどけたりして仲間内では明るく振る舞うものの、どこかそれに無理を感じさせる、
ミステリアスな危うさを持っていた。しかし、なぜ6年も経って、この写真が出回るのか。
菫は友人の協力も借りて調べながら、光晴との付き合いを思い起こす。
飲み会の帰りに渋谷から暗渠をたどって帰った夜が初めて意識した時だったな……。
菫の懊悩と不安を追いかけながら、魂の再生を問う感動長編。


東京の下にはたくさんの川が流れている、というのは、以前から聞いたことがありました。
なので東京へ行く時、羽田からモノレールに乗って浜松に向かうたびに、
川の出口の向こうにビルが立ち並ぶ様子を見て、なるほどーと思っていました。
(って、見当違いなこと言ってたらすみません。)
ちょうどこれを読んでいるときも、東京へ行ったので、東京住まいではないですが、
なんだか身近に感じながら、暗渠のくだりを読んでいました。

暗渠、川…それは東京だけでなく、人の心にも、人生にも言えること。
みせたくないものとして蓋をしてしまったり、本人も気づかぬうちに奥底で流れていたり、
物語に巧く絡ませ描かれていたと思います。

主人公の菫は、共感するには、思考も家庭環境も一般的な主人公ではない気がしましたが、
それでも一生懸命に、降りかかった困難に立ち向かう姿は魅力的で、物語に引き込まれました。
自分が見てる自分の姿というのは、実はとてもとらえにくくて、かといって他人の目から見える自分も、
そのものではないといえます。
親友・百合との関係から、お互いを通して、自分を発見していく様はとても興味深かったです。
それは鏡を通して、自分を見る行為に近いのかもしれません。
自分自身を把握するってなんて難しいんだろうと思いました。

そしてフィルターを通した自分が、ネットを介してどんどん他人ごとになっていく様も
空恐ろしいと思いながら読みました。
ネット社会の、自分と直接つながりのないものに対しての、あまりのぞんざいさはえげつなくさえあります。
リベンジポルノに限らず、炎上など、ネットの匿名性は、
発した本人の想像を遙かに超える威力をもって、個人を攻撃するのですよね。
それにまっすぐに対抗していこうとする菫は立派でした。

それに比べて、光晴よ…(涙)
故意ではなく、画像を流失させた元彼氏ですが、彼は同情の余地なし、って感じでした。
途中、彼からの視点も描かれ、物語に絡んできましたので、
菫同様、彼も彼なりの着地点を見つけるのだと思っていたら、宙ぶらりんで終わってしまって、残念でした。
このままだと、二人のすれ違いが、家庭環境の違いからくる決裂で終わってしまう気が…。
菫は幸福な家庭で育ったから最後は幸せで、光晴は義理の母とうまくいかなかったから、人生も失敗した、
みたいに終わっちゃいますよね?
せめて、義理の母との新しい関係を見せるとか、少し希望がほしかったなぁ。
(最後それっぽいものはあったけど、ちゃんと描かれてなかったような…)
でなきゃ、彼視点の話をいれずに、完全に悪役になってもらうとかね。
なんだか光晴の存在もストーリーも中途半端で、菫の話に比べると濁された感じありましたね。

自分の中の土台をきちんと持ってる人は強いです。
これを読みながら、情報も、自分という人間の切り口も多種多様である現代で、
振り回されず生きていく難しさを痛感しつつ、
どんな困難も、土台さえきちんと保てたら、乗り切れるのだとも教えてもらいました。

柚木さんの、軽い読み物も好きですが、こういうじっとり重いのも好きですね。

AX 伊坂幸太郎

さてこの頃では、本からすっかり離れて、予約しても読まずに返すことが多くなり、
さらには予約すらもほとんどしなくなってしまったこの体たらく!
しかし、ラッキーなことに、知人から「AX」を借りられることになり、
ほくほくと久しぶりの伊坂ワールドを堪能したのでした。



(少しだけラストに触れる記述あり。気になる方は読まれませんよう…)



さて、今作。
グラスホッパー」「マリアビートル」に続く作品となるわけですが、
伊坂さんの続編は全くカラーを変えるのが常。
今作も、また味付けの違う作品となっておりました。

なんでしょうね、この切なさは。
悪い職業なのに憎めない、伊坂さんらしい人物造形は相変わらずだけど、
こんなに主人公に入れ込んじゃって、最後切なさいっぱいになっちゃうのってずるいなぁ。
ネタバレになりますので、ラストの章についてはあまり語れませんけど、
私はあれはハッピーエンドだと思ってます。
罪を背負った上で、きっちりと方を付けたんですから。

今回の主人公は、恐妻家の殺し屋さん。なかなかインパクトのある肩書なわけですが、
でも本当に恐い妻だったのでしょうか?
ちゃんと読み返せてないので、確認はできてないんですけど、
妻が怖い態度をとった描写はあまりなくて、主人公・兜が、一方的に怖がっているように、
わざわざ書かれているように思えました。
息子が気の毒がるくらい、兜は妻に気遣いまくるわけですけど、
それは殺し屋としての彼の特質でもある、他人の気配や人の気持ちに非常に敏感なところが、
妻には災いしているように思えました。

最後の方を読めばわかりますが、お互いに相手を思いやってる夫婦なんですよね。
だから兜は、妻を恐れる、ではなく、畏れて(優れたものに対して敬い従う、おそれはばかる)いたわけで、
恐妻家というよりは、恭妻家(当て字だけど)だったのではないかと思うのです。

とはいえ、この恐妻家設定は、今回とてもいい味を出していて、様々な場面でくすりとさせてくれます。
描写がとてもリアリティあるので、本当に恐妻家の方は共感してしまうのでは、と思うほど。
行きつく際は「魚肉ソーセージ」ですよ、お父さん!
そんな哀愁漂わせた兜の、息子との場面がかわいくて好きでした。
それでいて、本稼業の場面は、本当に強くて!そのギャップにやられてしまいそうでした~。

今回も期待に違わぬ面白さでした!

ちょっとサブタトルが気になったんですけど。
「AX」「BEE」「Crayon」「EXIT」「FINE」。
ABC順に並んでるように思うのだけど、「D」はどうしたんだろう。
なんか意味があるのかなぁ?

東京で美術館へ行きました。

私は、福岡在住なのですけど、先日ちょっと東京へ行きました。
で、一日フリーな時間ができたので、美術館でも見てみようと思い、上野へ行きました。
初めて上野へ行ったのですが、すごいとこですね!博物館や美術館がたくさん!(動物園もあるしね)
うわ、どれ観よう~と迷うほど。贅沢な場所だなーと感動してしまいました。

しかしその分、見に来る方も多く…。
平日だったのにもかかわらず、すごい人で、さすが東京と思いました(^_^;)
今日は近くの美術館へ行ったのですが、祝日だったのに、ゆったり見れましたからね・・・。
田舎万歳(笑)

さてさて、その上野で私は、国立西洋美術館へ行き、「北斎ジャポニズム」を見ました。
チケットを買うのにも列に並び、展示物によっては、人垣の間から覗くように見るという感じでしたが、
とっても充実した作品群で、非常に楽しめました。

と、ここで断っておきますが、私は美術関係に造詣は全く深くなく、ただ「これ好き、これはいまいち」と
言いながら眺めていく素人でございます。
そんな私の感想を少し…。

北斎とモネは天才だ!と、いうのが一番の感想でした(^^)/
北斎は、有名な大作より、デッサンのような作品が多く展示してあったのですが、
なんというか、絵画というよりデザイン性が高くて、感性が独特そう、と思いました。
どの絵も、切り取り方、見せ方がうまくて、非常に魅力的で、一筆書きで書かれた絵も何とも愛らしい!
素人の私でも感じる非凡さは、たくさんの画家さんが影響を受けたのもわかるなーとなんとなく思ったのでした。
絵によっては、マンガにもつながるようなユーモラスさもあって、
そういうとこは若冲とも通じるものがあるなーと思ったり。

そして、モネ。
有名な作品をなんとなく知ってる、という程度でしたけど、今回常設も合わせて、いくつもモネ作品を見て、
「この人の目は、普通じゃないなー」とひたすら感心…。
近くでみると、まるで落書きのような殴り書きに見えるのに、離れて見たときの完成度…。
え、何これ。
モネの目は、どうなってんだ、と思いました。
何度も、近づいたり、離れたりして、モネ作品を堪能しました。

あとは、常設の方で展示していた、アクセサリーが印象深かったですね。
日本では、古代ではあまり指輪ってないじゃないですか。
だから、海外のものですが、「紀元前の指輪だー」って感激してみてました。
装飾品として、ひもを通して首にかける勾玉などの方はなんとなくわかるのですが、
今回の展示を見ながら、どういう発想で石を指につけようと思ったのだろう、ととても興味深く思ったのでした。

本当は二つくらい入るつもりだったのに、
一つ見るのに、思った以上に、体力と精神力と時間を使ったので、二館目は泣く泣く諦めたのでした。
また行く機会があれば、上野へ寄ってみたいです(^^)/

モンテ・クリスト伯 凰稀かなめ

実は宝塚からもすっかり離れ気味でして…(^^ゞ
そんな中、久しぶりに見たのがこれ。

原作は未読で、アニメ「岩窟王」を見たくらいしか前知識がなかったわけですけど、
なかなかうまく作られていて、面白く見ました。
実は、ハッピーエンドに変えられていたラストに、ちょっと拍子抜けしてしまったんですけどね。
でも宝塚だもの!主人公とヒロインはハッピーで終わらなきゃ!ということで、これはありです(^^)

途中、突然、現代劇が始まってビックリしましたが、
長い長い原作をこの現代版で上手に端折っていくのがとても巧いなぁと思いました。
この分配役も増えるわけですし、さすがです。

テルさん(凰稀かなめ)はやっぱ影のある役が似合うなぁ。
ひたすら復讐に燃える男、エドモン=ダンテス!かっこいい!どんな衣装もお似合いでした(^^)お髭もね!
ただ、脚本のせいなのか、演出が悪いのか、これ見てると、
この復讐劇も、ただ単にエドモンの人を見る目がなさ過ぎた結果じゃないのかと思ってしまったのは内緒…。
これ見ながら、この役をヤンさん(安寿ミラ)で見てみたかったなぁと思いました。
もちろん、その場合のラストは、あんなハッピーエンドじゃダメですよ(笑)

宝塚らしからぬヒロインを、相変わらずの安定ぶりで演じたみりおん(実咲凜音)もよかったし、
「罠にはめーてやるー」の歌が印象深い悪人たちも、なかなか好演でしたけど、
一番、「おおっ」と思ったのが、アルベール役の愛月ひかるくん。
実はそれまであまりタイプじゃなくて、チェックしてなかったんですけど、
今回のこの役がとても合っていて、いいなーと思ったのでした。
ラストへ向かう葛藤の中で、アルベールの誠実さと若さと弱さと不器用さが、いい感じでにじみ出ていて、
私としてはちょっと納得いかないと思える決着も、このアルベールならありだわ、と思わせてくれたのですね。
…でも、新人公演でダンテス役かぁ…それは難しかったろうなぁ…。

宙組さんは、ビジュアル組なので、もう画面見てるだけで楽しかったです(^^)/

ブログ再開

前回、久しぶりに書き込んでブログを再開しようとして、すぐにまた放置になってしまいました。
今回は、そういうことにはなりたくないと、とりあえず内容云々はともかく、記事を綴っていけたらな、
と思っています。

ブログを再開する理由が二つ。
まず、自分が記事を書かなくなることで、ここで知り合った皆様と、
以前のように交流できないことが辛かったということ。
記事を書かなくなっても、パソコンは開いていたのですが、
他の方のブログ訪問するのもなんだたためらわれてしまったんですよね。

あと、ブログを書かなくなってから読んだ本は、内容が全然頭に残らなくなってしまったこと。
もともと記憶力よくないので、書いてた頃も、本の内容はすぐに飛んじゃってたけど、
それでも大体のあらすじとか、本の印象とか、それなりに残っていたのに、
この頃は、内容どころか、読んだ本のタイトルや作者名まで怪しくなっちゃって…(-_-)
もうどんだけ流し読みしてんだ、と愕然としてしまったわけです。

本の感想だけに限らず、こうして文字に残すことは、自分の日々の生活をしっかり身に定着させていくことに
繋がるんじゃないかなと、日々を疎かに過ごしていた私は思ったわけです。

ということで、ブログ再開。楽しく日々を綴っていこうと思います(^^)/