♪winter fall L'Arc～en～Ciel

いい曲ですよねー。
初めて聴いた時から即落ちしました。

しかしこの曲、私の中でずっと違和感があったんです。
その違和感ってのは、悪い意味じゃなく、
いちご大福の「いちごとあんこなのに、こんなにおいしい～」みたいな、
意外な素晴らしさというか。（わかりにくい例えですね～）
なんでこの曲、こんなにいいんだろ、どこがいいんだろう？というのが、
ずっと疑問でした。

ずいぶん経って、その答えがわかりました。
この曲って、kenちゃんが夏の曲として書いたものだったんですね。
それをhydeさんが無理やり？冬の歌詞をつけたようです。
夏の曲だと聞いて、私の長年の違和感の理由がはっきりしたんです。
確かに夏のメロディラインなんですよね。
ちょっと爽やかめでありつつ、切なげなところとか。
でもこれを夏の歌詞で、夏っぽいアレンジで聴いたら、
ここまで好きにならなかったかもしれない…。
冬の曲にした、そのミスマッチが私にはたまらなかったようです。

ＧＬＡＹの『winter, again』も好きですが、比べるとよくわかりますよね。
ＧＬＡＹの方は、曲を聴いてると、頭の中で吹雪いてきますもん。
さすが北国出身。冬のイメージは鮮明です。
なのに、『winter fall』は太陽にきらめく雪原のイメージなんですよね。
あまり寒々しくないんです。
でも絵画のようにきらきらしていて、これはこれで素敵だと思ってます。
私の中で、冬の曲の代表作です。