駄文徒然日記

移行したばかりです。これから整理していきます。

ロミジュリの感想の追加~。

二回目のロミジュリに行ってきました。
(一回目の時の感想はこちら
ってもう一週間前の話ですけどね。
公演ももうじき終わりですね…。早いなー。
 
この舞台は、曲が印象深いので、しばらく頭の中をいろんな曲が回ってます~。
カッコいいロック調、かわいいお姫様系、切ない聴かせる曲など、
バラエティに富んだナンバーなので、聞いててすごく楽しいです!
 
では前回書き足りなかったことをいくつか…。
 
最初の方で、ロミオとジュリエットのお母様二人(音花ゆり・花愛瑞穂)が「憎しみ」という曲を歌い上げます。
その様子がとても対照的で面白いです。
キャピュレット夫人(音花ゆり)は、テル(凰稀かなめ)ティボルトに惚れてるので、
母と言うより女の部分が前面に出て、激しい気性の女性です。
彼女からの求愛がティボルトを歪めてることはきっと間違いないはず…。
逆にモンタギュー夫人(花愛瑞穂)は、両家が争うことを良く思っておらず、気を揉んでいる様子。
非常に母性を感じます。
その影響が子のロミオにも表れていて、両家が激しく衝突する中で、ロミオは平和主義な性格です。
赤(激しさ)のキャピュレットと、青(冷静さ)のモンタギューの色も合ってて、この二人の母の場面は印象的です。
特に花愛さんの、母親らしい情に深い姿は、歌とともに引き込まれました。
 
父親はキャピュレット卿の一樹千尋さんが、父の愛を見事に表現されてました。
娘を可愛く思わない父親はいないのだと、切なく思いました。
 
乳母役のれみちゃん(白華れみ)。ジュリエットの母であり、友でもある様子をとてもよく伝えていました。
ずっとジュリエットのそばにいて、
母のように育ててきたのでしょうけど、親友のようにジュリエットの相談にも乗ってあげてました。
ジュリエットの結婚を前にして、母とは違う想いを抱えるであろう別れ。
彼女のその立場を歌ったソロナンバーは非常に胸を打ちます(涙)
モンタギューのところに乳母が乗りこんでくるシーンも楽しいですね。
お付きのピーター役の美城れんさんとの細かい芝居も何気に可愛いです。
 
あとじゅんなさん(水輝涼)のヴェローナ大公にますます惚れましたね(笑)。
かっこいいー!!有無を言わさぬ圧倒ぶり。
だけどこんな有能そうな大公がいるのに、この地はこんなに荒れてんだろ??(笑)
 
カーテンコールの時のダンス。博多では日替わりだったようですね。
私が見た日は、どいちゃん(鶴美舞夕)だったのですが、
ちえちゃん(柚希礼音)がどちゃんの肩を叩いてすんなり中央に出て、見事なダンスを見せてくれたので、
いきなりの指名だとは気付きませんでした!
二回目は紅さん(紅ゆずる)でした。ちえちゃんが叩くか叩かないかくらいで
「いやーっ」と声がしてイヤイヤをしてたのに(とてもかわいかったです!)、
前に出てきたら、非常にノリノリで例のコミカルなボックスステップのダンスを披露してくれました。
紅さんのダンス姿もとても面白かったのですが、その後ろも見ものでした。
すずみん(涼紫央)はずっと笑い崩れてて(最初具合悪くて倒れこんだかと思った!)、
ねねちゃん(夢咲ねね)もお腹抱えてました。周りの組子さんの反応を見るのもすごく楽しかったです。
友人が見に行った日はころちゃん(音花ゆり)で、ブリッジを見せてくれたそうです。
こういうのって見る側はすごく楽しいですよね!指名される人はドキドキでしょうけど…(苦笑)
 
悲劇で終わる話ですけど、ラストがとても楽しいので、見終わった後に気持ち良く帰れる舞台です。
トップ二人のラストのデュエットダンスもひっじょ~~~にラブラブですしね!
ジュリエットが投げキッスをしてロミオが打たれるとこがとてもかわいい!!
ただDVD化はちょっと心配…。
見どころが舞台のあちこちにあるので、お目当ての場面などがたくさんカットされてる可能性あり。
通って見なくちゃいけない舞台なんですね(涙)