駄文徒然日記

移行したばかりです。これから整理していきます。

星組 『めぐり会いは再び─My only shinin' star─』 柚希礼音

この記事、書きかけてて放置してました…(>_<)読書記事の方が忙しくて…。
久しぶりのヅカ記事です(^^ゞ
 
ノバボサ同様、博多座で観劇したのと、大劇場版をDVDで見ての感想です。
 
楽しいお芝居でした。役者さん、みんなノリノリで演じられてるので、
こちらもつられてニコニコ…いや、にまにまかな(あやしい…(^_^;))、しながら見てました。
 
[解 説](公式HPより)
 18世紀フランスの劇作家マリヴォーが書いた名作喜劇を原作として、結婚しようとする男女が身
分を変えて相手を観察することから起こる騒動を、華やか、かつコミカルに、宝塚歌劇ならではの
演出でお届けいたします。
 
ドラント役のちえちゃん(柚希礼音)。若者らしく分かりきったような台詞を吐く姿が、かわいらしかったですね。
シルヴィア役のねねちゃん(夢咲ねね)とのやり取りが本当に微笑ましくて…。
だけど終盤、コミカルなお芝居だというのに、全力で愛を語るちえちゃん!!(笑)
ああ、あなたはどんなお芝居でも真っすぐに一途なのねーと、こちらも思わず感情移入。
私の席の隣の方、ちえちゃんの熱演に本気で泣いてらっしゃいましたよ~。
 
対するねねちゃんは、普段のオーバー気味な台詞口調が生かされた役回りで、とってもハマってました。
ただ、博多座での台詞回しが、大劇場よりさらにアニメっぽさが増していて、
真剣なちえちゃんとの演技にずれを感じてしまったんですよね…。
最後のラブシーンはもうちょっとテンション抑え目な芝居が希望だったなー。
でも、中庭で二人のぞき見するところでは、ハチャメチャやってて面白くて、
そのラブラブっぷりがたまらなかったです(^^)このトップコンビは見るたびににやけてしまう…(^^ゞ
 
そして、ベニさん(紅ゆずる)扮するブルギニョンとれみちゃん(白華れみ)演じるリゼットのカップルは、
登場するだけで客席から笑いが起こってました(^^)
ドタバタしてて、面白かったですねー。何と言うかもう一生懸命で健気!
二人とも、プライドの高いひねくれ気味のご主人様たちとは対照的な、素朴で素直な感じが良く出てて、
微笑ましかったです。
 
みなさん、大劇場よりさらにこなれた感じで、演技がオーバーになってて、
面白さが増しているように思いました(^^)
 
クールなマリオ役のすずみん(涼紫央)と
マリオを慕うレオニード役のはるこちゃん(音波みのり)も面白いカップルでした。
すずみんは毎回、髪型に凝ると話してましたが、今回のヘアスタイルも素敵でした。
よくそんなにあれこれ、しかもカッコいい髪形を思いつくものだなーと感心してしまいます。
大劇場はほんとクールでしたけど、博多座ではちょっと人間味が増して、
ツンデレのデレの部分が強調されてて、かわいらしくなってましたね。
はるこちゃんも生き生きとした演技で、かわいらしかったです。
ただ、レオニードが少女マンガの主人公のようで、ちょっと無難なのが物足りなかったんですよね。
これは多分演出の小柳先生と私の好みの違いだと思うんですが、レオニードは主役でなく脇役なので、
もっとストーカーっぽさを強調して突き抜けた役作りの方が面白かったんじゃないかなーと思うんですよね。
かわいい雰囲気と、やってる行動がなんだかしっくりこなかったので。(なんか偉そうですね…(^_^;)すみません)
 
エルモクラートは役替わり。
真風くん(真風涼帆)のはもろ私のツボでして、ちょっとヘタレ気味なメガネ姿がよくハマってました!
友人だというマリオとは、強気と弱気が対照的で面白かったです。
そしてしーらん(壱城あずさ)のは、またちょっと違う役作りで、澄ました感じのエルモクラートでした。
でもどこか抑えた熱気が潜んでて、マリオと向き合うと冷静と情熱の対比でしたね。
 
役替わりと言えば、最後に見せ場があるユリウス役もですね。
大劇場のみっきー(天寿光希)は演技達者な感じでスマートに演じてて、
まいけるくん(大輝真琴)は、やりすぎぶりがかわいかったです。
どちらも最後の大事な場面を盛り上げてくれて楽しかったです(^^)
 
舞台のあちこちで面白い芝居が散りばめられた舞台で、
色々おいしいとこ見損ねちゃった気がするので、何度も通って見たかったです(>_<)
とにかく楽しさいっぱいの作品でした!