駄文徒然日記

移行したばかりです。これから整理していきます。

花組 『TAKARAZUKA舞夢!』 春野寿美礼

オサさん(春野寿美礼)のショー作品。
藤井先生演出。
 
幻想的なプロローグから始まります。
舞城のどかちゃんと桐生園加さん、好きなダンサーが二人も出てきて嬉しい始まり。
っていうか、このショーは好きなダンサーさんがたくさん踊ってくれてるから見てて楽しかったですねー。
特出で、ミズさん(水夏希)ときりやん(霧矢大夢)が出てます。
それに花組のゆみこさん(彩吹真央)と蘭とむさん(蘭寿とむ)。
ああ、好きなダンサーたちが並んでるー><どこみたらいいのー!?と、
舞台観劇でもないのに悩んでました~。
 
<作品紹介>
 宝塚の世界を表現するのにふさわしいギリシャ神話をモチーフに、宝塚歌劇が90年間守り続けて
きた普遍のテーマ「愛と夢」を軸に繰り広げられる、強いストーリー性を持ったダンシング・ファ
ンタジー。その名の通り、「夢に舞う宝塚」を美しく華やかに表現する。元X JAPANYOSHIKIが新
曲を提供。
 
ギリシア神話をモチーフにしたショーでしたが、全体的には明るい軽いノリですねー。
気軽にお楽しみくださいって感じで。
日本の神話をモチーフにした「MAHOROBA」とかとは、全然違う雰囲気です。
 
オサさん、長髪カツラでゼウス役。
オサさん、長髪はあまり似合わない気がするので、中詰めやフィナーレの短髪の方が断然好きだなー。
でも真ん中に立つ、余裕ある感じはやはり目を惹きます。
そして歌えば圧倒的存在感。かっこいいです。
オサさんの女性を見る視線がいやらしくて好きなんですよね(笑)タラシな感じで。
最初のゼウスが浮気しまくりな場面はコメディタッチで描かれてますけど、
これマジな雰囲気でオサさんに男女構わず(笑)たらしまくってほしかったーーっ><と思いました…。
 
ふーちゃん(ふづき美世)がほんと扱い軽くて…(^_^;)
昔から花組サンはトップ娘役さんを特別扱いしてくれないよなー(涙)
あすかちゃん(遠野あすか)が目立ってたけど、やっぱ花組時代はちょっと苦手…(ごめんなさい)
それよりちょこちょこ映ってる彩音ちゃん(桜乃彩音)の方に見惚れてました…(笑)清楚な感じがいいなぁ。
 
オサさんの次くらいにたくさん歌ってるゆみこさん。歌にダンスに見せてくれます~。
特に「パリスの審判」の場面が好きでしたね。オサさんといると、エリザのトートとルドルフみたいでした(^^)
 
「男と女・レビュー」の場面が、中詰めにあたるのかな?
ちょっと中詰めらしくなくて、終わった後に「あ、今の中詰め?」って思ったほどです。
でも!非常に藤井先生らしく、ゴージャスで素敵な場面だったと思います~。
男役さんたちが黒服で豪勢に舞台上に盛られているんですもの!!
男役さんたちの男度をガンガン引き出されてる感じで、うっとりですよー。
特にオサさんなんて、コスチュームより、断然こっちが好きだー!
みなさま大人っぽくて、ため息が出る様なかっこよさでした(>_<)
 
あとナルキッソスの場面も好きでしたね。
自分しか愛せない美少年ナルキッソスをミズさん、その影を蘭とむさんがやられてて、
二人がシンクロダンスで踊るのが好きでした。
でも星組『パッション・ブルー』で見た、ノルさん(稔幸)とブンちゃん(絵麻緒ゆう)のようなあやしさはなくて、
どこか健全的でしたけどねー(笑)。
 
セットは、豪華!って感じじゃないんですけど、見せる工夫があって面白かったです。
でも音楽が割とシンプルなんですよね。音が少なめなんですよね。
オサさんのせっかくの声を聞かせるための配慮?
ゴージャスなショーが好きな私としては、音楽がちょっと寂しかったです。
あとYOSHIKIさんが楽曲を提供してくれてますけど、この舞台全体が音が少なめだから、
ピアノ曲みたいな彼の曲がいまいち埋もれちゃってる気がするんですよねー。せっかくきれいな曲なのに。
他の曲がもっと豪華でここだけシンプルだったら、際立ったと思うのになぁ。
音楽に関しては不満が残りました…。
 
オサさんの歌はたくさん堪能できるし、それなりに楽しめたんですが、
軽さにちょっと物足りなさを感じちゃった作品でした。
たまにはこういうのもありなのかな。
でもやっぱ花組はスーツでガンガン踊ってほしいなぁ。