駄文徒然日記

移行したばかりです。これから整理していきます。

花組 『ASIAN WINDS!』 春野寿美礼

BSヅカ視聴日記。
 
オサさん(春野寿美礼)トップのショー作品。
ふーちゃん(ふづき美世)のサヨナラです。
 
<作品紹介>
 「21世紀はアジアの時代!」。特に日本、中国、韓国を中心とした東南アジア圏は、政治や経済だけでなく文化面でも世界中から注目されている。宝塚の、日本のオリジナル・レビューを志向するロマンチック・レビュー・シリーズの第16弾は、『Asian Sunrise』(2000年・花組)に続いて、私たちのルーツであるアジアを取り上げたオリエンタル・ムード溢れるレビュー。
 
すみませーん><これ、全然ダメでした~。
やっぱ岡田先生と相性悪いなぁ。
もうどこにときめいていいのか分からず、私の中でちっとも盛り上がらず見終えてしまいました…。
好きなジェンヌさんばかりだったので、私の中でハードルが上がってたのかもしれません…。
「このメンバーだったら、もっと見応えのあるショーが作れるでしょ~><」と
最後には憤りを感じてしまったほどでした…(^_^;)
 
オサさんの歌は安心感がありますね。
花組と言えば、歌が弱いイメージがあるので、オサさんとゆみこさん(彩吹真央)を筆頭に
歌い上げる花組を見て、なんか不思議な気分になりました(^_^;)
歌メインのショーになってしまったから、ダンス好きの私は不満に思ってしまったのかなぁ?
踊るのは良く踊ってましたけど、振付とかあまり好みじゃなくて、見応えに欠ける気がしたんですよね…。
 
ふーちゃん、サヨナラだというのに、あまり見せ場がなかったですねぇ。
遠野あすかちゃんの方が目立ってませんでしたか??
 
「上善如水」の場面は、好きでした。
小道具使いがきれいで、歌を聴かせるこのショーの中で、目にも楽しい場面になってました。
布が色んな形でひらひら舞って、美しかったです。「MAHOROBA」を見てるようでしたね。
オサさんのリボンさばきも美しい!
そして歌。上手いからってただ歌わせておけばいいわけじゃないんですよね。
ここではちゃんと歌が引き立つ雰囲気作りができてて、見ごたえありました。
 
服部良一メドレーの場面。
昭和の歌が並びます。なんか地味です…。
同じ昭和ソングを使うにしても、「ファンキー・サンシャイン」みたいなアレンジだったら、また違ったでしょうに。
(作曲家さんがメインの場面だから、音楽のアレンジが制限あったのかな?)
スターさんたちの出番がないなーと思ってたら、
まとぶん(真飛聖)、らんとむさん(蘭寿とむ)、みわっちさん(愛音羽麗)が、女装で登場。
いや、女装は嫌いじゃないけど、待ちに待って、この登場はがっくりすぎる…><
昭和の雰囲気にいまいちぱっとしないものを感じていたところに、
花組若手がキザリにキザって「山寺の和尚さん」を踊り歌ってくれました。
「おお?!」と引き寄せられたとこに、らんとむさんが登場!びっくりするくらい空気が変わりました!
誰もが持て余していたこの昭和の空気を、モノにしてしまったわ!!
昭和テイストがお似合いってのもあったでしょうけど、ショースターの華っぷりを感じました!
 
「コリアン幻想」の場面で、オサさんとゆみこさんがハモるところにも一瞬トキメキました。
私が、オサゆみのコンビが好きだからかもしれないけど、
このショーでももっとゆみこさんをオサさんにからめて上手に使ってほしかったなぁ。
 
ラスト、大階段のアジアンテイストの燕尾は、なんか好きじゃなかったです。
大階段にバラバラの燕尾が、うにょうにょ動いて気持ち悪い…。
ここまでの積み重ねがなければ、「ちょっと異色ね」と思うくらいだったかもしれないけど、
いい加減げんなり来てる私には、もうとどめかと思うほどのダメージでした(^_^;)
 
せっかくたくさんの人の見せ場が作れるショーなのに、
オサさんより下が、その他大勢になってしまっていたのが、勿体なかったです。
あまり楽しめなかったショーでした…(>_<)