駄文徒然日記

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月組 『ジャズマニア』 真琴つばさ

BSヅカ視聴日記。
 
マミちゃん(真琴つばさ)トップ作品。
 
エンドロールを見ていたら、知らない場面が次々と…。
はっ、これもしやカットシーン??
結構ちまちまカットされてるみたいですね~(涙)うう、残念。
 
最後、カットシーンの数々にちょっとショックを受けたりしましたが、
全体的には結構楽しんで見たショーでした。
割と正統派な感じで、素直に楽しめる作品ですよね。
(ショーは派手で豪華なのが好きな私としては、地味目な感じが少々物足りないけど…)
二番手格のタータン(香寿たつき)にかなり場面が割かれていて、
マミちゃん&檀ちゃん(檀れい)の出番が少ないので、ファンの方には物足りないかもしれません。
でもマミちゃんはマミちゃんらしいカッコよさが存分に伝わってきたので、
私的にはそれなりに満足のショーでした。
 
ジャズがテーマと言うことで、歌が多いショーでした。
マミちゃんは歌うまさんではないので、本領発揮のショーとは言えないと思いますが、
それでも出てくるとちゃんと見せ場を作って、惹きつけてくれるのはさすが。
ショースターさんだなーと思います。
 
檀ちゃんは、「ファンタジー」の場面で、
長いすに座ってセクシー娼婦をやってる場面が印象的でした。
惑わす女役が本当にお似合い。
月組時代はまだ雑なとこがありますけどね。
でももう、ただならぬ魅力の片鱗が見えます。(今の大河の璋子役なんて恐ろしいくらい…)
 
専科からタータン。歌を全面的に支えていました!(笑)
タータンの声は、艶があって深みがあるので、耳にとても心地いいです。
でもせっかくだから、ガイチさん(初風緑)にももっと歌ってほしかったなぁ…。
(ガイチさんの伸びやかな声も好き~)
 
トップのマミちゃんと二番手格のタータンがそれぞれ別の場面を受け持ってるんですよね。
二人が絡む場面はあまりありません。
トップと二番手の絡みが好きな私としては、マミリカコンビを思い出して物足りなさも感じたのですが、
お芝居じゃなくてショーだし、タータンも専科からだし、
たまにはこういうのもいいかーなんて思いながら見てました。
 
「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」の場面。
シルバーの衣装に身を包み、銃を持ったマミちゃんが、ギャングのアジトに乗りこむ場面。
こういうシーンはマミちゃんらしいよなーと思う。
銃二丁を高らかに両手に持って、ぶっ放しながら乗り込むとこなんか、
全然ヅカっぽくないのに、マミちゃんがやると違和感ないもんなー。
(宝塚は流行りもの好きだから、こういうの見るとああ「マトリックス」が流行った頃なのかな、
とか時代を感じることができますね)
 
きりやん(霧矢大夢)とタニさん(大和悠河)がセットで進行役。
でも技量に差があるからなぁ。セットで使うとタニちゃんが…(苦笑)
 
一番お気に入りのシーンは、ラスト大階段の、三組のデュエットダンス。
大階段に六人がゆるいV字型で並んで、タータンの歌声で踊り出す。
シンプルなのに、すごく新鮮に見えて素敵でした~。
好きな曲(シャレード)を、素敵にアレンジしてくれてたのも大きいかな。
 
少々地味めの作りではありますが、マミちゃんのカッコよさで楽しんだショーでした(^^)