駄文徒然日記

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花組 『愛のプレリュード』 真飛聖

BSヅカ視聴日記。
 
まとぶん(真飛聖)サヨナラ作品。
 
鈴木先生の作品ですけど、演出が正塚先生っぽいですね(笑)
幕をあまり使ってないのとか、娘1の微妙な立ち位置、ラブシーンのはぐらかし方なんか。
で、恋愛より友情な辺りとかも。(酔っぱらうシーンもあったし・笑)
話は…色々突っ込みどころだらけだけど、もうスルーしておきます(笑)
まとぶんのサヨナラ色満載のお芝居だったからいいかな~って。
蘭ちゃん(蘭乃はな)とのラストシーンなんか、絶対泣きますよね!!
ただ、残るえりたん(壮一帆)と花組子という立場を彷彿させる演出もあったので、
えりたんがここで次期トップじゃないのが、ちょっと残念だなと思いました。
(蘭寿さんを否定しているわけじゃないですよ)
 
まとぶん、ちょっと斜めに構えた感じだけど、根は真っすぐと言う宝塚の主演らしい役です。
真っすぐで誠実な役はよくハマってます。まとぶんの、ラブラブ全開なのもいいんですけどね!
まとぶんの男役のカッコよさが全面に出ていて、ストーリーにむちゃがあるのも目をつぶれると思いました(^^)
やっぱラストはその男役さんの集大成を見たいですからね。それには十分こたえられていると思いました。
まとぶんらしい、ちょっと気障で、でも真っすぐで温かいカッコいい主人公でした(^^)
 
蘭ちゃん…ちょっと残念な感じだったかな。「ハムレット」の時とか、個性的でいいなーと思ったんだけどなぁ。
今回のはなんかいっぱいいっぱいな感じで、余裕がなく感じられました。
伸び伸び、天真爛漫な感じで見たかったなぁ。
でもまあその未熟な様が、今回の「子どもっぽい」という役柄に反映されて、
まとぶんの大人の男の余裕っぷりを強調する結果になっていたので、結果オーライなのかな?
 
えりたん。ラストの笑顔に泣けました…><ああ、ここで笑うのかぁ。
ずっと苦しそうな顔をしてましたものね。ようやく解放されたんだねぇと泣けました。
 
みわっち(愛音羽麗)は、器用にどんな役もこなすけれど、ナチュラルすぎて、存在感が薄かったかなぁ。
役柄もなんか中途半端な感じでしたしね。
 
桜一花ちゃん…ほんと老若男女なんでもおやりになるのね~。(って、ちょっと語弊があるな…)
メイクは普通なのに、おばあちゃんにしか見えないのがすごいです。びっくりでした!
あまちゃきちゃん(天咲千華)の女っぷりにびっくりでした。こんな役もやるんだ~。しかも意外とハマってるし。
まなとくん(朝夏まなと)も光ってました。注目の浴び方を分かってきてるというか、華を感じます。
 
トップ三人の恋愛関係があまり感じられなかったけど(^_^;)、
まとぶんとえりたんの友情をが存分に見れたからいいのかな?
 
主題歌がいろんな歌われ方してるのも印象深かったです。見終わった後もずっと頭でリフレインしてました(^^)
ストーリーのあれこれに突っ込まなければ、楽しめる作品でした(^^)