駄文徒然日記

移行したばかりです。これから整理していきます。

星組 『愛するには短すぎる』 柚希礼音

ヅカ視聴日記。
昨日に続き、連続で記事アップです(^^)
今日は再演の柚希さんバージョンです。
 
再演になると役者が変わるので、また全然違った味わいがあって楽しいですね♪
初演では、わたさん(湖月わたる)演じるフレッドのロマンチックな美しい思い出を見る様だったのに、
ちえねね(柚希礼音&夢咲ねね)コンビだとなんか生々しい恋愛ドラマのようでした(^^ゞ
見ててすっごいドキドキしてしまいました><
 
ちえねね、この二人のやり取りは見てるだけでにまにましてまう…。
何と言うか…少女マンガのように理想的でいて、で、やたらリアルですよね。
二人の再会の場面とか見ててにやけちゃうし、別れの場面はねねちゃんの涙の演技に、
思わずバーバラ視点で物語に入っていました。
初演のとなみちゃん(白羽ゆり)が男性の理想像のように演じていたバーバラを、
ねねちゃんは少女マンガの主人公のように感情あふれまくりで演じてるように見えました。
全然違うアプローチで面白いなぁ。
それは相手役の違いからくるものもあるのでしょうけど。
だからこの二人の雰囲気が全然違うものになってるんですよねー。
 
ちえさんフレッドは、アンニュイな感じ。
これまでの自分、そしてこれからの自分に不安を感じてるように見えます。
最初の方で、♪恐れはない~迷いさえない~と歌ってますが、
いやいやありまくりでしょ、って突っ込んじゃいました。
あれはフレッドが自分にそう言い聞かせてるんでしょうね。
後先考えないで、自分の気持ちのままに流されてしまえ的なとこがありましたね。
別れを決めた後も最後まで未練たっぷりな二人でした(^_^;)
 
テルさん(凰稀かなめ)、「再会」の時もそうだったけど、
こういう洒脱なキャラって意外とお似合いなんですよねー。
本領発揮とは違うけど、二番手ならではな役どころだなーって思います。
フレッドの悪友って感じで、あのビジュアルなのにやんちゃなところが可愛いです(^^)
 
ちえさんとテルさん、ビジュアル的に最強なコンビだよなー。(今度のベルばらにはびっくりでした!)
二人並ぶと華やかで眼福ですね~。
ちえねねににまにま、ちえテルでにやにやして、私すっごい怪しい人でした…(^_^;)
一人でしか見れないわ、これ(笑)
 
ともみん(夢乃聖夏)、ねねちゃんにちょっかいを出すフランク役。
ちょっとぶさまに嫉妬の炎に燃える様が良かったです。懸命に悪ぶってる感があって、憎めなさがありました。
 
さやかさん(美城れん)のバレエ団団長さんも素敵でした~。
目が離せない曲者ぶりがたまりません。好きな役者さんです(^^)
 
ぽこちゃん(十碧れいや)のいっぱいいっぱいな船長さんも、愚直な感じでかわいいですね。
ただやはり余裕なく見えるためか、初演のしいちゃん(立樹遥)ほどの存在感はなくて、
初演を後で見た時、こんなに重要な役だったんだーと思いました(^_^;)
 
その他の脇役も、初演に比べると若手さんがやってるケースが多かったので、
物足りなさを感じる部分もありました。
大劇場公演じゃないし、仕方ないですね…。
 
この再演、初演とはまた印象の違う作品になっていて、
さらに再演の月組版も是非見てみたいなと思ったのでした。