ストリングラフィの演奏会に行ってきました。
先日、ストリングラフィの演奏会に行ってきました。
と言っても、「ストリングラフィ」とは何ぞや、と思わますよね。
もし本好きの方で「聞いたことある」って言われる方は、きっと初野さんファンですね！？
名前だけ出てきた楽器が「ストリングラフィ」なんです。
名前だけしか出てこなかったにもかかわらず、読んだ時に私すごく気になりまして。
ネットで調べたら画像があって、舞台上に糸電話のような糸と紙コップが、いくつもの五線譜が並ぶように、
２０段くらい、平衡に引かれているのです。
こりゃ、どんな楽器なんだ？！と非常に興味を持ったんですね。
今回近くで演奏会があるのを知って、是非見てみたい！と行ってきました。
さすがに初めて見る楽器で、なにもかもとても面白かったです。
いろんな音が出る音も、パフォーマンスを加えた演奏も。
（ストリングラフィが３セットあって、３人で演奏してました。）
手袋をはめた手で糸をすーっとなでると、弦楽器のようなバイオリンのような音が出ます。
（バイオリンよりちょっと低めかなぁ）
はじいてピチカートのような音もでるし、強めにこすると振動で、犬の鳴き声のような太い、濁った音も出ます。
演奏すると、バイオリンとかに比べると少し濁った感じがあるのですが、
それがオルガンのような、懐かしい心地よい響きなんですね。
で、音は糸を触ってる部分ではなくて、紙コップから聞こえるので、
それが蓄音器から流れるような味のある音で、全体的にノスタルジックな演奏に聞こえました。
子供向けの演奏会だったので、
曲目は「イッツスモールワールド」「アイネクライネナハトムジーク」「大きな古時計」などでした。
とっても楽しい演奏会でしたよ♪
しかし私は子供が付き合ってくれず、大人一人で行ったので、ちょっと肩身が狭かったですけどね…。
以前検索した時は画像しか探せなかったんですが、今は動画もたくさん見れるようになってるみたいです。
興味をもたれた方は、是非検索して見てみてください。
