駄文徒然日記

移行したばかりです。これから整理していきます。

教養系コミックいろいろ。

教養系コミックといいましょうか。
そんなのを時々図書館で借りてきては子供と楽しんでおります。
どれも面白かったので、こちらでちょっと紹介。
 
ずいぶん前にドラマ化もされてましたね。
日本語学校が舞台で、そこで鋭い質問を浴びせる個性豊かな外国人の方々。
それを受ける先生のお答えは、日本人こそ「なるほどー」と思わせられるものばかり。
実に興味深いです。
客観的に見ると本当に日本語は曖昧で難解な言語なんですよねー。
英語しゃべれなくたって、この超難解な日本語操ってる私、すごくね?とか思えてきます(笑)
 
県民性をネタにしたマンガです。
都道府県が擬人化されてて、愉快な四コマがメインですが、シリアスな長編も収録されてます。
私の在住している「福岡さん」は姉御肌な女性キャラ。
ネタ見て「福岡ってそうかなー?」なんて思ったりするけど…。
えーっと、基本、酒の場で女性が強いって全国共通ではないのですか??
もう地元が基本過ぎて、他県と比べてどうとかわからなくなってしまってます(^^ゞ
そんな感じで自分のとこはよくわかんないんですが、
「八重の桜」見てると、福島さんのキャラはその通りだと思えるし、
他県出身の友達見てると、すごく納得だったりします…。
同じ日本人なのに、住むとこでこんなに違いってあるんだーとびっくりさせられます。
この本もいろんな発見があって面白いです(^^)
 
「よちよち文藝部」
こちらは、夏目漱石太宰治らの日本の名作文学の作家さんや作品を紹介しつつ、
遠慮なしに突っ込みまくる本でございます。
でもわかる!!!
私、国内の名作はあまり読んでないけど、光文社の古典シリーズ読んでたら突っ込みまくりだもの!!
「これが名作ーーーっ!!?」と頭抱えて叫びたくなること、しばしば。
名作って「正しい作品」ではないのですよ!
おかしな人たちがおかしなこと主張しまくってんですよ!!(誤解)
ですので、読んだことない作品たちへの突っ込みもすごく共感しながら読みました。
この本の中で、読む前に想像していた「坊ちゃん」と実際に読んだ時のギャップが描かれましたけど、
私も、武者小路実篤の「友情」を読んだ時に同じように思ったなぁ。
「そんな話だったんかーーーい!!」と。
いや、とても面白かったですけども。
この本読んで、国内のこの愛すべき作家さんたちの作品もぜひぜひ読んでゆかねば、と思いました。
名作文学を未読でも、全く問題なく楽しめます(^^)/ぜひぜひ~。
 
「うた恋。」
これは図書館で借りたのではなく、自分で買ったんですけどね。
でもこの本を置いてある図書館もあるようです。
こちらはアニメにもなりました。(原作も好きだが、アニメも素晴らしかった)
百人一首をテーマにした恋物語を描いたマンガです(^^)
昔、百人一首って坊さんばっかりと、素敵な歌にもいまいちときめかなかったのですが、
それってただの僧侶じゃなくて、出家なさったお偉方だったりしたんですね!(無知すぎる…(^_^;))
絵がちょっと独特ですが、この方のセンスが大好きで、読みながらときめきまくっておりました…。
歌に詳しい友人によれば、解釈に納得のいかない部分もあるそうなのですが、
実際がどうであれ、こうだったら素敵だなーと思えるお話たちで私は満足でした(^^)
 
ここに挙げた本はどれもおススメです♪
気になった本がありましたら、是非是非読まれてみてください!