駄文徒然日記

移行したばかりです。これから整理していきます。

2014年に読んだ本を振り返る。

あ・・・あけまして、おめでとうございます…(コソコソ)
すっかり出遅れてしまいました><

1月も始まり、みなさますっかり通常モードへと移行されている頃と思います。
遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、年が明けたら書きたいと言いました、ベスト記事でございます。
しかし、今回は冊数が少なーい。
一昨年よりだいぶ減っちゃって、記事にしてない本も含めて、66冊…。
ほんと読めなかったなぁ…(涙)

まあそんな少ない中から、印象深かった本を5冊選んでみました!
例のごとく、順位はつけられなかったので、読んだ順に5冊並べました。


皆様絶賛のこの本をようやく読むことができ、大満足でした。
本当に面白かったし、びっくりしたし、感動しました。
普通に読んで面白いのに、これが実話なんだもんなー。
読んで損はありません。おススメです。


これは読み応えがありました。
上下巻の分厚さはもちろんですが、いろんな要素がてんこ盛りで、
この長さあってこその物語は、これぞ読書って感じを味わえました。
重大な歴史の分岐点を題材にしながら、非常に個人的なラストは、この作品を象徴しているようでした。
そこがまた私好みでした。


皆川先生の本を今年もあまり読めなかったのですが、この作品が読めたので満足です(^^)/
これぞ皆川ワールドという、濃密な読書に浸ることができました。
でも今年こそは長編の皆川作品を読みたいです><


「天の梯」 髙田郁
みをつくし料理帖シリーズ完結作品。
この本単体というより、このシリーズを見事完結させたことを評価したいです。
人情もの+料理もので、これと言ってとびぬけた要素があるお話ではないのですが、
主人公にしろ、この作品にしろ、
ただひたすらにひたむきで真摯なさまは読むものをこんなに引きつけるのですね。
ただただ見事でした。


鴨川ホルモー」が大好きで、それとは全然違うベクトルの作品でしたが、
こちらの万城目さんも非常に私好みでした。
短編がうまい人って、実力がある作家さんなんだろうなと思います。
このあと中島敦を読みましたが、いい具合にリンクしていて、
中島敦路線を行く万城目さんも見てみたいなーと思いました。


で、番外編として、永井路子作品すべて。
去年、3冊読んだんですけど、どれも非常に読み応えあって、素晴らしかったです。
女性作家さんなので、女性が主役だったり、女性視点だったりと、女性寄りですが、
男性主役の司馬遼太郎作品とはまた違った味わいが面白いです。
歴史好きな方にはぜひ読んでいただきたい作家さんです。
手元にたくさんあるので、今年も何冊か読んでいくことになると思います。

去年は、未読作家さんの話題作にむやみに飛びつかず(笑)、
以前から読みたいと思っていた本を中心に読んだ年でした。
今年も歴史もの、名作ものなどに手を出しつつ、話題作もチェックして読んでいけたらと思います。

今年もたくさん素敵な本に出あえますように!
そして・・・今年こそ、目指せ100冊・・・。(もにょもにょ…)・・・頑張れ、私><