ドラマ『坊っちゃん』見ました(^^)/
『坊っちゃん』のドラマよかったですね。
原作の改変もあちこちあったけど、ドラマっぽくきれいにまとめててよかったんじゃないかと思います。
特にあの額縁の絵の演出が好きでしたね。
赤シャツは常に額縁をきちんとまっすぐにしていました。
絵の中の木が歪んでも額縁を整えることが大事な様子は、外面や建前を大事にする赤シャツそのもの。
逆に、信念がまっすぐな坊ちゃんは絵の中の木が歪むのが許せなくて、
木がまっすぐ立つように額縁を傾ける。
こちらは、言動が周りとずれてても、自分の中の芯はまっすぐ通す坊っちゃんそのものでしたね。
互いに譲り合わない様子が額縁直しからも印象付けられています。
そして最後は落ちて額縁から絵が外れちゃうんですよね。いいオチだなぁと思いました。
ミッチーの赤シャツよかったですねぇ。
昔ライブに行ってたくらい、ミッチーファンなんですけど、お似合いの役だぁ~とにまにましながら見てました。
ミッチー自身もああいう役好きそうだ(^^)
マドンナがちゃんとヒロインでびっくりしました。でも最後幸せそうでよかったんじゃないかな。
原作のマドンナは出番が少なくて、とらえどころがない感じでしたけどね。
「うらなり」役の山本耕史くんが、役柄のせいか、
昔の「ひとつ屋根の下」の文也にやたら重なって見えました(笑)
久しぶりに見る懐かしい顔な感じがしました。
清がねぇ、よかったですよ。宮本信子さん、素敵でした。
ああ、清ってこうだったんだろうなぁと思えました。
この清があってこその、「坊っちゃん」ですからね。
お手紙のやり取りの場面も愛らしさがあってよかったですね。
原作の淡々とした終わり方も好きだけど、ドラマはドラマらしい終わり方でよかったんじゃないかな。
校長や野だいこ、生徒たちの反乱など、きれいにまとめすぎて、原作とちょっと離れてしまった感はあるけど、
最後ちゃんと原作通り清で閉じたから、OK(^^)
「赤めだか」に続いての、この「坊っちゃん」。
二宮君、素晴らしい><
ただただ、それだけしか言えない。
もう役ごとに別人のように演じる彼らに引き込まれるんですが、二宮君はそういうタイプではないんですよね。
かといって、木村拓哉さんのように何やってもキムタクになるわけでもない。
ナチュラルに役に入り込む感じでしょうか。
なりきってる風でもないのに、違和感を感じさせない。
そんな二宮君の演技が好きで、ホントすごいなーと思います。
新春からいいドラマ見れて幸先いいな。
1月スタートの番組でも、面白い作品と出会えますように!