駄文徒然日記

移行したばかりです。これから整理していきます。

お久しぶりです~。

ご無沙汰しておりました。
ずいぶん、ブログを放置してしまいました。

11月に最後の記事を書いたまま、年末年始のご挨拶などほったらかしでしたね…。
ずいぶんと遅くなりましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします(^_^;)

記事を書いてない間にも、変わらず本は読んでおりました。

以下、読んだ本を簡単な感想と共に挙げていきます。

スタフ 道尾秀介   
作品としての完成度は今一つなところがあったけれど、道尾さんらしく「人間」を描いた作品で私は好きでした。

ままならないから私とあなた 朝井リョウ
おお、大好きな朝井君の作品なのにあまり記憶に残ってない…(^_^;)でも面白く読んだ気がする…。

ナミヤ雑貨店の奇跡 東野圭吾
知人から借りました。するするっと読めてじんわりくるいいお話。東野氏は苦手意識あったけど、これは面白かったです。

自殺予定日 秋吉理香子
秋吉さんらしく、がつっとひっぱりこまれてするする読んじゃえる作品。聖母とかに比べると、ライトな印象。中高生向けな感じ。面白かったです。

玉依姫 阿部智里
八咫烏シリーズ」5作目。視点がガラッと変わり、いつもの面子の出番が少ないのでファンとしては物足りなさも感じたけれど、この物語の世界の真相がここで明らかにされるため、重要度は高いです。彼らの出番が回ってきそうな、次巻が非常に気になります!

罪の声 塩田武士
塩田さんを読むのは二作目ですが、前と印象が全然違ってビックリ。かなり重厚なお話になって非常に読み応えがありました。「グリコ森永事件」の真相に迫る作品。ノンフィクション的なリアリティに、フィクションという立場の、子ども視点の組み立ても非常に秀逸。おススメ!!

小説 君の名は。 新開誠
ええ、映画は見てないんですけどね、本だけ読んじゃいましたよ。切なくて、面白かったです。映画も見たいな。

砕け散ることろを見せてあげる 竹宮ゆゆこ
最後混乱しちゃいましたが、ぐっと引き込まれて読みました。若い感性だけど、私にもちゃんと通じるものがあって面白かったです。でもちくちく痛いね、こういうのは。

戦場のコックたち 深緑野分
内容は全く違うけど、中島京子さんの「小さいおうち」を読んだ時の感覚に似てました。戦争を描きながらも、淡々としていて、でもそれが妙にリアリティがあってぞわぞわしてしまう感覚。ミステリー仕立てなのも引き込まれました。秀作です、おススメ。

羊と鋼の森 宮下奈都
評判通り面白かったです。なんだろう、すごく大きな盛り上がりがあったりするようなお話ではないんですが、静かに綴られる淡々としたストーリーの中で、たどり着いた答えが私にはずしっときてとても印象的でした。

絶対正義 秋吉理香子
これもまた秋吉さんらしさ満載の作品。耳なじみのいい「正義」や「優しさ」に、疑問が投げられ始めた昨今らしい作品でしょう。あり得ないお話でも、そこに描かれる毒は現代社会に実際に溢れているものと同じ。ぞわぞわしながら読みました。面白かったです。

と、こんなもんかな。スローペースなので、間が空いた割には冊数いってないですね(^^ゞ

またのんびりペースの更新になるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

sinobu