駄文徒然日記

移行したばかりです。これから整理していきます。

好きな作家さんは?

好きな作家は?と聞かれると、答えられません。
結構乱読で、一作家一作品で読むことが多いので、
一人の作家さんで何作も読むことが少ないのと、
好きな作品を書いてる作家さんでも、当たり外れがあるので、
読んだ本、どれも面白かったと思える作家さんを、
まだ見つけられずにいるからです…。

しいて言えば、司馬遼太郎とかになるのかなー?
しかし、そんな何作も読んだわけじゃないので、
メジャーな作家だけにそれも言いづらい…。
本読みなら必ず聞かれるであろう、この質問に
いつも答えられないのが悲しいです…。

でも文章が好きな作家さんはいます。
川端康成三島由紀夫です。
もちろん、何作品も読んでるわけじゃないんですけど(汗)
彼らの文章は、素晴らしい!!
川端康成は、簡潔な読みやすい文章なのに、
すごく官能的で魅力的。
三島由紀夫は、表現が絶妙。
本来ただの変わり者の思考が、彼の筆に乗ると、
妙な説得感と耽美さをまき散らすのです。
読みながらうっとりしてしまいます…。

三島の登場人物の自己陶酔っぷりには「おいおい」と思いつつ、
文章にだまされて、「もういいよ、好きにしなよ」とか思ってしまう…(笑)
何気ない場面が、川端康成にかかると、
どうしてあんなにエロチックになるんでしょうね?
そのエロさがたまりません(笑)

というわけで気になるこのお二方。
いろんな作品を読みたいなーと思いつつ、
ついつい目先の新刊に目が行って読み損ねてしまうんですよね~。
読みたい本ばかり溜まっていって困ります(涙)