今年読んだ本を振り返る。
年末ですね。私もこの記事が今年最後かな。
みなさんの年末ランキングがとても楽しいので、私もちょっとやってみようかな…なんて(^^ゞ
でも、数えてみたら今年は70冊越え程度なんですね。
だいたい毎年50冊くらいなので、私にしては頑張った方なんですけど、
他の方々に比べるとまだまだだなーって感じですね~。
来年は100冊目指して頑張りたいです(^^)
というわけで、今年のベスト5を選んでみました。
(私が今年読んだ本の中から選びました)
では、発表~。
1.叫びと祈り 梓崎優
とにかく他では見ない雰囲気に圧倒されました。自分の固定観念の枠を外させられたというか。
連作短編集なのに、どの話も空気がまるで違うのも、読んでて楽しかったです。
とにかく濃密な読書でした。
読んでる間中ひたすら幸せで幸せで。ちょっと軽めだったり、ラスト駆け足感があったり、
不満は少しあるのですけど、春海のキャラとその周りとのあったかい交わりが非常に好きでした。
3.船に乗れ!(全3冊) 藤谷治
「好きな作品か?」と聞かれると困るのですけど、とにかく胸に引っかき傷を作られたみたいで、
やたら印象深い作品でした。傷がふさがるまですぐに再読はできそうにないですが、
いつか必ず読み返したい作品です。
「守り人シリーズ」よりさらに容赦ない作品でした。その世界観に圧倒されました。
読み終わった後も「これでよかったのだろうか」ともやもやしてました。
ファンタジーというジャンルですが、もっと普遍的で本質的なものを突いてこられた気がします。
5.和菓子のアン 坂木司
これは単純に楽しんだ作品。これと「階段途中のビッグノイズ」のどちらにしようか迷ったのですが、
アンちゃんの愛すべきキャラでこちらを選びました。
くすぐったい気分でにまにましながら読んじゃう作品です(^^)これは手元に置いておきたいな。
番外編で挙げたい作品は、『カラマーゾフの兄弟』。
光文社版で全5巻。頑張った自分をほめてあげたい(笑)
大変だったけど、読んでよかったです。
一回読んだだけでは、その断片もなかなか理解できないけど、読み終えた後の満足感はしっかり味わえました。
この先、何度も挑戦したい作品です。
今年は、古典を頑張って読みましたね。(“文学少女”の影響で)
代わりに?いつもより歴史モノが少なくなっちゃったかな。
来年は海外作品もちょっと手を出してみたいです。
重厚な作品も、ライトノベルも、と欲張りにいきたいですね。
ブログを始めて、他の方のブログ巡りをするようになって、
たくさん読みたい本が増え、色んなジャンルに興味が広がりました。
そして読書がさらに楽しいものになりました。
今年は本当にお世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします(^v^)
sinobu