駄文徒然日記

移行したばかりです。これから整理していきます。

元旦の新聞でのお楽しみ。

元旦の朝日新聞で嵐と作家さんのコラボがありました。
(なぜ今頃そんな話をしてるのかというと、今日、その新聞を読んだから・笑。
だって年末年始家を空けてたから、読んでない新聞がたまっちゃってて…(^_^;))
何年か前にも嵐が漫画家さんとコラボしてたんですよねー。
今回も前回に劣らず豪華なメンツです~。
だってしょっぱなから伊坂さんだもん。
 
二宮君×伊坂幸太郎さん。
タイトル「Eの874」。
はい、タイトル通り、いいお話でした。
気怠い感じからの、子どもっぽい笑顔に導かれる感じが二宮君にお似合い。
伊坂さんの乾いた飄々とした感じが二宮君にこんなにぴったりくるんだー、
なんてにまにましながら読んじゃいました。
(ついでに判官贔屓という単語にもにまにましました←バカ)
 
櫻井君×平野啓一郎さん。
「フェニックスのリア王
平野さんは読んだことないんです。でも意外と読みやすいお話書かれるんですねー。
シェイクスピアなんてもってくるから、今、伊坂さん読んでるんだっけと勘違いしそうになったり…。
一見いい人っぽくて、でも実は腹の中は淡白で、
かと思いきや根はいい人なんです、って感じが櫻井くんっぽい気がしました(笑)
 
松本君×川上未映子さん。
「僕たちは、抱きあったことさえ」
川上さんもちゃんと読んだことないなぁ…。
でもドラマの松潤をイメージするようなお話。
美容師ってこんなにドキドキさせられる職業でしたっけ?川上さん巧いなー。
これは最後の松潤の感想が素晴らしかったな。
そこまでの読み込みはできませんでしたよー><
 
相葉君×山崎ナオコーラさん。
「僕は駿馬」
ナオコーラさんも、本は読んだことないですね。朝日でエッセイ書かれてたのは読んでたけど。
アイドルである相葉君のイメージ通りっぽいお話。
もっと意外な話も読んでみたかったけどな。
まあ相葉君が「馬になりたい」と希望したから仕方ないのかな。
 
大野君×阿部和重さん。
「追跡者」
阿部さんも、読みたい読みたいと思いながら未だ一冊も読めてない作家さんです(^_^;)
嵐とのコラボを一番意識した作品でしたね。
主人公の名前とか「魔王」とかラストの一文とか。
大野君にはなんか極めるイメージがあるから、このお話はしっくりくる感じがしました。
以前NHKできらっきらした目で若冲の絵を見てた姿が忘れられないので、
この作品でもそんな目で怪物を追いかけてたんだろうなーなんて思いました。

お話自体も楽しかったし、最後についていた嵐の感想も面白かったです。
しかし一番印象的だったのが、それぞれに添えられている彼らの写真でした。
芸能人の写真って正面のカメラ目線が多いので、視線を逸らしてる表情が私には新鮮でした。
本を読んでる姿ってだけで妙な色気を感じられて(男の人の本を持つ手がいい!)、
踏み込めないような雰囲気がすごく良くて、どの写真も見入ってしまったのでした。
 
正月早々楽しい企画でした!