駄文徒然日記

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宙組 『レヴュー伝説』 和央ようか

BSヅカ視聴日記。
 
タカコさん(和央ようか)トップのショー。
面白かったです。盛りだくさんで最初から最後まで飽きさせないショーでした。
 
<解説>
 日本初のレヴュー『モン・パリ』誕生77周年を記念してお送りする、ファンタジックなレヴュー作品。『モン・パリ』の主人公クシダ氏は、今はレヴュー星でレヴューを作ることを夢見ていた。パリに住む貧しい娘ジジ(花總まり)を幸せにしようと、オーレリアン(和央ようか)を始めとする星の仲間たちは地上に降り、エトワール座でレヴューを繰り広げ、ジジを慰める。やがてオーレリアンとジジは星になり、伝説は終わりを告げる。ところが、奇跡が起こった。エトワール座の仲間が舞台に蘇っていたのである。その場所こそタカラヅカだったのだ……。
 
構成としてはベタな感じですけど、キャラ的にハマっててよかったですね。
ベタなストーリーもお芝居じゃなくてショーなので、分かりやすくてよかったかと。
継ぎはぎの浮浪者姿の花ちゃん(花總まり)が段々きれいに成長していくんですけど、
最初のちょっとがさつな感じもすごくかわいいし、段々きれいになっていく姿も素敵です。
大人っぽい役とかもこなしちゃう花ちゃんですが、やっぱりジジみたいな役は真骨頂という気がします。
この作品は花ちゃんトップ作品でもかなり後期ですけど、
それでもまだこんな可愛い役がやれるんだと驚きました。
そして王子様のタカコさん。もう言うことなしですね。
そしてそのお似合いの二人が組む組む~。トップコンビが眼福の、私好みのショーだったわけです。
 
あと何がいいってダンスですよ。
振付がとってもかっこいい!!
最初の方で、ミズさん(水夏希)率いるコミカルな音楽隊(笑・役名は兵士とあります…)が小芝居の後、
突然カッコいいダンスを踊り始めるんですよー。
ほのぼのとした舞台の雰囲気とハードなダンスがなんともミスマッチなんですが、私はツボりましたよ。
かっこよけりゃなんでもいいっす!!(笑)
あとピアソラの音楽に合わせて黒燕尾で踊るタンゴの場面も素敵でした。
男役陣も娘役陣も見惚れました~。
 
好きなシーンは、タカコさんが花ちゃんとスパニッシュでダンスするシーンです。
この二人のダンスは見応えがあっていい!!
ダンスの中に恋の駆け引きが見えるようで、見ててドキドキしました。
二人ともセクシーだ~(>_<)
ただそのあと、トップ二人がシックな黒い衣装のまま、
その他全員が奇抜な衣装でがーって出てくるんですよー。(中詰めだからなんですが)
せっかくの雰囲気のある場面が台無し~~ってすごく残念に思いました(涙)。
勿体ない…。
それ以外でもトップコンビ二人のダンスはどれも素敵でした(^O^)
 
和央さんトップに、ミズさんとタニさん(大和悠河)がコンビ扱いなんですね。二人のソロが多くて、
そこは…うん、頑張れって感じなんですけど(笑)、この二人が別々の味わいで面白かったですね。
ミズさんが陽気に弾けて、タニさんがクールに決めてる感じなんですよね。
それにかなみちゃん(彩乃かなみ)が加わって、脇を固めてました。
 
あとセットがゴージャスで変わってて、面白かったです。
劇場ではどんな風に見えたんだろう、と気になりました。
 
ダンスがたくさん堪能できて、とても私好みのショーでした(^^)
満足~。