駄文徒然日記

移行したばかりです。これから整理していきます。

2011年に読んだ本を振り返る。

ふふ、憧れのベスト記事です(^^)
人のベスト記事を見るのがすごく好きなんですが、自分で選ぶのも楽しいですね~(^^)
すごく悩むんですけど、楽しい苦悩と言いますか。
 
昨年中にベスト本を選んで記事をアップするつもりだったんですが、
年末に読んだ本が「おお、これはベスト本間違いなし!」と言うことで、年明けにずれ込んでしまいました。
去年読んだ冊数は80冊ジャストのようです。(記事にしてない本もあります)
一昨年は70数冊だったので、100冊を目標にしてたんですが、達成できませんでした…(T_T)
まあ前年より多く読めたのでいいかな。
去年は読みやすい本が多かったので、今年はちょっと手強いのも頑張ってみたいなと思います。
それで去年の冊数を超えれたらいいな。(でもそしたら100冊目標はもう無理だろうなぁ~(^^ゞ)
 
というわけで、読んだ冊数が少ないので、去年同様、ベスト5を選んでみました。
去年、私が読んだ本の中から選んでいます。
 
 

1位 みをつくし料理帖シリーズ/高田郁
 
料理が出てくる人情もの、ってことで、これと言って抜き出たものがある作品ではありません。
話の展開は王道で、ドロドロしたりすることなく、きれいにまとめられているお話です。
だけど、なぜかいいんです。
読んでてじんわり沁み入る心地よさがたまらなく、
穏やかな空気の中なのに続きが気になる展開を混ぜてきて、どんどん読み進めていってしまいます。
この中の一冊だったら一位にしなかったと思うんですけど、
この1年で1巻から6巻まで読んでみて、外れが全くなかったんです。
シリーズものだと、どうしても出来不出来が出てくると思うんですが、どの本も安定して面白かった。
その抜群の安定感は他ではあまりみないものだと思いました。
というわけで、悩みに悩んだんですが、このシリーズを一位にしました(^^)
まだお話は完結してないんですよね。続きが気になる気になる~。
 
 
 
2位 開かせていただき光栄です/皆川博子
 
これが冒頭で書きました、年末に読んだ本です。
初めて皆川さんの本を読んだんですけど、この世界にあっという間に引きこまれてしまいました。
作品の完成度が非常に高いと思います!(装丁やらタイトルなんかも含めて)
ページをめくるごとに私のツボを刺激され、とにかく読書中ずっと楽しくて幸せでした。
(内容はグロかったり悲惨だったりするんですけどねぇ(^^ゞ)
登場人物に、舞台設定に、話の展開に、ひたすらときめきまくった本です。大満足の一冊でした。
 
 
 
3位 サクリファイス・エデン・サヴァイヴ/近藤史恵
 
シリーズ三冊まとめて3位です。この本でロードレースの世界にどっぷり浸りました。
多分発行順に読んでたら、「サクリファイス」だけのランクインだったと思うんですけど、
私は三冊目から読んじゃいましたからねぇ。
ロードレースの「エース」と「アシスト」の奥深さに心底やられてしまいました。
知らない世界に入り込める本の楽しさを、改めて感じられた作品でした(^^)
 
 
 
4位 ジェノサイド/高野和明
 
2位の作品とは対照的で、作品の完成度を問われると荒い部分も多々あると思うんですけど、
そんな突っ込みも無視できる勢いと迫力の一冊でした。とにかくむさぼるように読みました。
私の想像の枠からはみ出しまくりの展開は非常に刺激的で、
「読書って楽しい~!」と心から思える本だったと思います。エンタメ性抜群の一冊でした。
 
 
 
 
こちらはエンターテインメント小説の見本のような作品。
王道まっしぐらの池井戸さんらしいお話で、読了後の満足度が非常に高い作品です。
王道展開だから先がわかってるのに、ハラハラして、涙して、そして感動が味わえる。
池井戸さん、本当に読者を引き込む緩急が上手くていらっしゃる!
とにかく万人におススメできる間違いなしの一冊です。
 
 
 
なんだか本屋に平積みされてる本ばかりが並んだ感じですね(^^ゞ私が流行り本に弱いせいかな。
今年はあまり知られてない本を発掘してみたりしたいなぁ。
 
去年は外れ本が少なくて、どの本も楽しんで読めました。
それもこれも皆様のブログを参考にさせていただいてるおかげです。
今年も本選びの参考にさせてくださいね。
私の方でも面白い本が紹介できるようアンテナを張り巡らせたいと思います。
 
ではでは、今年もお互い楽しい読書ができますよう…(^^)