駄文徒然日記

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『探偵部への挑戦状 放課後はミステリーとともに2』 東川篤哉

ドラマ「私の嫌いな探偵」見てます。ゆるーく楽しんでます。
彩芽ちゃんのダンスの見せ場が意味不明でも、
「のだめ」の千秋先輩ほどには二枚目を崩さない玉木君がもどかしくても、
白石君がかっこいいともかっこ悪いともどっちつかずで印象薄に感じられても、「ま、いっか」と(笑)
やっぱドラマと原作はベツモノで楽しむべきですものね。
 
さて、そんなテレビドラマよりもゆるさが上回った!?エアコン探偵シリーズ第二弾(笑)
(べるさん、シリーズ名を使わせてもらいました(^^ゞ)
いやー、東川さん、トリックにはこだわってると思ってたんだけどなー(^_^;)
今回、結構投げ気味じゃないっすか?
もしかして、これまでの没ネタ、このシリーズなら使える!!と引っ張り出してきたとか!?
…などと思ってしまうほどに、ちょっとびっくりなトリックが連発されます。
でもまあ、登場キャラたちが好きなので、今回も楽しんで読みました。
(ただし「学ばない~」などが未読なので、先輩キャラたちが分からなくて残念でしたが)
全力でベタを貫くキャラたちのやりとりが、たまらなく大好きです(^^)
 
<内容紹介>(「BOOK」データベースより)
鯉ケ窪学園、秋の学園祭。探偵部員と久しぶり(?)に、お好み焼き屋台へ興じる涼のもとへ「ミスコン」への誘いが。だがそれは、探偵部のライバル、ミステリ研究会から「ミステリ・コンテスト」への招待だった。挑戦者の名は大金うるる。やはりエアコンの名を持つ美少女が、霧ケ峰涼へ推理ゲームを持ちかけて来た。架空に設定された密室事件を挑まれた涼。エアコン探偵同士の推理合戦は―(『霧ケ峰涼への挑戦』)。鯉ケ窪学園とその周辺で起きる愉快な驚愕。七つの謎が読者を待つ。
 
足立君の再登場がうれしい♪
この本の中では、足立君の話の「霧ケ峰涼と渡り廊下の怪人」が一番好きだったかな。
(足立君はお気の毒ですが…)
あと「宿命のライバル」(笑)、新キャラ・大金うるるちゃんのミスコンも楽しかったな。
部員は大変だっただろうけど…プレートって…(^_^;)
ほんと探偵部副部長、ネタを欠かない人たちに囲まれてるよなー。
 
ラストの語り口が、このシリーズの締めっぽく感じられたのですが、もう続きは書かれないのかな?
(ネタバレ→最後の真相も鯉ということですし…
でもこのシリーズ好きだから終わっちゃうのは寂しい…。
次は涼君の部長っぷりを見たいもんです!(本人は続投を望んでるみたいですが・笑)