駄文徒然日記

移行したばかりです。これから整理していきます。

マンガ一気読み!

先日、久しぶりにマンガを一気読みしました。
田村由美さんの「7SEEDS」です。現在26巻まで出てますが、とりあえず22巻まで読みました。
(続きは追々買っていく予定)
ずっと前に人から借りて12巻くらいまで読んでたんですが、久しぶりに読みたくなり、自分で買い集めました。
(ああ、置き場ないのに><)
 
結構込み入った設定・展開の話ですが、ネタバレを避けるためあえて一言であらすじを言うと、
未来へ行ってサバイバル生活を送るという内容です。
それが、もう過酷さが半端ない!
田村さんの「BASARA」が大好きで、今回も田村さんだから容赦ないだろうと思ってたけど、相変わらず…(^_^;)
失礼な言い方ですが、田村さん、あまり絵がうまくない方なので、
そのおかげでこのサバイバルマンガを私でも読めてるんですよね(^_^;)
内容で言ったら、半端なくグロイですもん!これ青年誌並にリアルな絵で描かれたら、絶対私読めない!
気持ち悪い虫とか植物とか、話の展開とかグロさが満載・・(>_<)
 
もう過酷、壮絶、悲惨、でも深い愛情あり、友情ありで、ジーンとくる場面多し。
希望が見えにくい話なのに、全体的に暗くなく、話に勢いがあり、前向きな展開なので読みやすいです。
少女マンガなので、一応恋愛要素もちゃんとありますしね。
多少ご都合主義がなくもないですが、
展開の大胆さ、奇抜さに小さいことは気にせずにどんどんはまり込んじゃえます。
過酷な経験を越えて吐かれるセリフがね、もうたまんないですよ。
限界超えるとそういう境地になるんだと気づかされたり、
いい人気取りじゃなく、本音が吐かれるセリフの、ごまかしなしの誠実さとか、胸にずしんとくる場面の連続です。
絵柄さえクリアできれば、男性でも十分楽しめるマンガだと思います。
 
ネタバレにならない程度にキャラの感想を少し…。
「BASARA」に引き続き、今回も素敵キャラがたくさんなんですが、今は、新巻さんと安居が好きかなー。
(「BASARA」では浅葱が大好きでした~)
どっちも誠実な感じがして。(え?全然キャラ違うって??)いやいや、根っこは近いと思いますよ~。
嵐君は、最初凛々しかったのに、どんどん柔らかくなっちゃって・・(^_^;)
花ちゃんが果てしなくたくましくなっていってるから、対照的な変化でバランスとってるんでしょうか??(笑)
 
田村さんを初めて知ったのは「神話になった午後」でした。
もう大昔に読んだのでうろ覚えですが、
女子高校生が戦国時代にタイムスリップして信長に会うというお話(だった気がする…)。
その信長がかっこよくてかっこよくて。濃姫も出てきて、その二人がすっごく好きでした。
今回読みながらその作品を思い出し、田村作品の容赦なさというのは、
この信長好きもルーツにあるんじゃなかろうか…と思った次第です。
(田村さん、多分信長好きだよなー。「BASARA」の朱里と信長も似てる気がする…)
 
この物語がどんな終わりを迎えるのか、見当つかないなぁ。みんな揃って、一緒に暮らそう、で終わるのかな?「BASARA」のラストの怒涛の展開を思うと、そんな簡単に終わる気もしないし…。
ますます続きが気になります~。
「BASARA」もまた読み返したくなったなー。