駄文徒然日記

移行したばかりです。これから整理していきます。

東京で美術館へ行きました。

私は、福岡在住なのですけど、先日ちょっと東京へ行きました。
で、一日フリーな時間ができたので、美術館でも見てみようと思い、上野へ行きました。
初めて上野へ行ったのですが、すごいとこですね!博物館や美術館がたくさん!(動物園もあるしね)
うわ、どれ観よう~と迷うほど。贅沢な場所だなーと感動してしまいました。

しかしその分、見に来る方も多く…。
平日だったのにもかかわらず、すごい人で、さすが東京と思いました(^_^;)
今日は近くの美術館へ行ったのですが、祝日だったのに、ゆったり見れましたからね・・・。
田舎万歳(笑)

さてさて、その上野で私は、国立西洋美術館へ行き、「北斎ジャポニズム」を見ました。
チケットを買うのにも列に並び、展示物によっては、人垣の間から覗くように見るという感じでしたが、
とっても充実した作品群で、非常に楽しめました。

と、ここで断っておきますが、私は美術関係に造詣は全く深くなく、ただ「これ好き、これはいまいち」と
言いながら眺めていく素人でございます。
そんな私の感想を少し…。

北斎とモネは天才だ!と、いうのが一番の感想でした(^^)/
北斎は、有名な大作より、デッサンのような作品が多く展示してあったのですが、
なんというか、絵画というよりデザイン性が高くて、感性が独特そう、と思いました。
どの絵も、切り取り方、見せ方がうまくて、非常に魅力的で、一筆書きで書かれた絵も何とも愛らしい!
素人の私でも感じる非凡さは、たくさんの画家さんが影響を受けたのもわかるなーとなんとなく思ったのでした。
絵によっては、マンガにもつながるようなユーモラスさもあって、
そういうとこは若冲とも通じるものがあるなーと思ったり。

そして、モネ。
有名な作品をなんとなく知ってる、という程度でしたけど、今回常設も合わせて、いくつもモネ作品を見て、
「この人の目は、普通じゃないなー」とひたすら感心…。
近くでみると、まるで落書きのような殴り書きに見えるのに、離れて見たときの完成度…。
え、何これ。
モネの目は、どうなってんだ、と思いました。
何度も、近づいたり、離れたりして、モネ作品を堪能しました。

あとは、常設の方で展示していた、アクセサリーが印象深かったですね。
日本では、古代ではあまり指輪ってないじゃないですか。
だから、海外のものですが、「紀元前の指輪だー」って感激してみてました。
装飾品として、ひもを通して首にかける勾玉などの方はなんとなくわかるのですが、
今回の展示を見ながら、どういう発想で石を指につけようと思ったのだろう、ととても興味深く思ったのでした。

本当は二つくらい入るつもりだったのに、
一つ見るのに、思った以上に、体力と精神力と時間を使ったので、二館目は泣く泣く諦めたのでした。
また行く機会があれば、上野へ寄ってみたいです(^^)/