『失われた楽園』 花組 真矢みき
ＢＳ宝塚視聴日記。
今は、特にどこの組のファンとか、誰のファンとか言うのはありませんが、
昔は真矢みきさんのファンでした。
というか、真矢みきさんを見て、宝塚にハマったようなものでした。
それはまだヤンさん（安寿ミラ）がトップの頃の作品で、
思えば二番手までのみきさんが好きだったんですよねー。
前の娘役のみはるちゃん（森奈みはる）が大好きだっただけに、
どうしても純名りさを受け入れられなかったり、
お披露目の舞台で
痛々しいほど痩せたみきさんを見てショックだったりして
宝塚から離れてしまいました…。
さて、そんなみきさん主演の公演。
それまでの個人的ないきさつがあるからでしょうか？
この公演は、なんだかいまいちでした。
とにかく、暗い…。
全てが退廃的ですよね。
悲劇的結末を迎える作品なのだから、そういうものと言われれば、
そうなのかもしれませんが…。
前に見た「バレンシアの熱い花」も、思えば悲劇的舞台でした。
でも悲劇の要素が薄かったんですよね。
「黒い天使」とかが出るせいか、勧善懲悪ものの色が濃くて、
あまり復讐劇然としてなくて、
それはお芝居としてみた時には、不完全だったのかもしれません。
でも大和悠河さんのお披露目としては、それでよかったのかなとも思います。
スターさんが輝いていましたから。
で、この「失われた楽園」。
フレッシュな宙に比べて、熟練した役者さんが揃っていたせいか、
文句なし悲劇に出来上がっています。
みゆさん（海峡ひろき）の悪役は、
もう完全に悪者に徹していて、容赦がない。
タータン（香寿たつき）の薬におぼれていくライターの役は、
見るも無残に堕ちていきます。
それがこの悲劇的作品の完成度を上げています。
それを受けて苦悩する役も、みきさんが丁寧に演じていて、
主役として十分なものであったと思います。
でも、スターとしては見せ場に欠ける役だったように思えます。
ライターとの絡みが不十分で、主役の正義が見えてこなかったし、
ヒロイン、リアとの恋愛も説得力がもう一つほしかった気がします。
それは脚本に問題があると思うんですけど…。
もっと違う作品で、みきさんを見たかったです。
この公演で相手役となったほさちちゃん（千ほさち）。
研３で、濃いみきさんの相手役をする様は、
「ガイズ＆ドールズ」でリカちゃん（紫吹淳）の相手を務めた
映美くららのようでもありましたね。
未熟ではあったけれど、頑張っていたと思います。
でもあのかつらはちょっといただけなかった…。
あまり女優らしくみえなかったもの。
タモさん（愛華みれ）は、雰囲気はすごく好きだったんですけどね。
舞台に出てくると落ち着くというか、
この話で貴重な良心の部分でしたし。
でも昔ベストセラー作家だったとか、
ゆかしさん（美月亜優）といい仲になったり、
結構年配の役ですよね？なのにあの新人っぽいフレッシュさ…（苦笑）
そしてライターチーム。別名トップ養成所（笑）。
もう将来のトップさんだらけですもんね。
タータンを筆頭に、朝海ひかる、春野寿美礼、瀬奈じゅん。
タモさんも途中で入ってきますしね。
中でも、太眉、眼鏡のオサさん（春野寿美礼）が好みでした（笑）
マジメガネ（真面目なメガネ）が好きなので。
あと冒頭、階段のセットでショーを見せるシーン。
かっこいいオープニングで、お～ってところに、歌が…（苦笑）
チャーリーィっ（匠ひびき）…！
相変わらずだなーと笑ってしまいました。
この時期の花組の層の厚さは、
このときのショー（サザンクロスレビュー）の方によりよく表れてますね。
お芝居は、上級生の娘役さんたちの扱いがいまいち納得いきませんでした。
出番はそれなりにあるんだけど、もっと魅力ある役にしてほしかったかな？
今は、特にどこの組のファンとか、誰のファンとか言うのはありませんが、
昔は真矢みきさんのファンでした。
というか、真矢みきさんを見て、宝塚にハマったようなものでした。
それはまだヤンさん（安寿ミラ）がトップの頃の作品で、
思えば二番手までのみきさんが好きだったんですよねー。
前の娘役のみはるちゃん（森奈みはる）が大好きだっただけに、
どうしても純名りさを受け入れられなかったり、
お披露目の舞台で
痛々しいほど痩せたみきさんを見てショックだったりして
宝塚から離れてしまいました…。
さて、そんなみきさん主演の公演。
それまでの個人的ないきさつがあるからでしょうか？
この公演は、なんだかいまいちでした。
とにかく、暗い…。
全てが退廃的ですよね。
悲劇的結末を迎える作品なのだから、そういうものと言われれば、
そうなのかもしれませんが…。
前に見た「バレンシアの熱い花」も、思えば悲劇的舞台でした。
でも悲劇の要素が薄かったんですよね。
「黒い天使」とかが出るせいか、勧善懲悪ものの色が濃くて、
あまり復讐劇然としてなくて、
それはお芝居としてみた時には、不完全だったのかもしれません。
でも大和悠河さんのお披露目としては、それでよかったのかなとも思います。
スターさんが輝いていましたから。
で、この「失われた楽園」。
フレッシュな宙に比べて、熟練した役者さんが揃っていたせいか、
文句なし悲劇に出来上がっています。
みゆさん（海峡ひろき）の悪役は、
もう完全に悪者に徹していて、容赦がない。
タータン（香寿たつき）の薬におぼれていくライターの役は、
見るも無残に堕ちていきます。
それがこの悲劇的作品の完成度を上げています。
それを受けて苦悩する役も、みきさんが丁寧に演じていて、
主役として十分なものであったと思います。
でも、スターとしては見せ場に欠ける役だったように思えます。
ライターとの絡みが不十分で、主役の正義が見えてこなかったし、
ヒロイン、リアとの恋愛も説得力がもう一つほしかった気がします。
それは脚本に問題があると思うんですけど…。
もっと違う作品で、みきさんを見たかったです。
この公演で相手役となったほさちちゃん（千ほさち）。
研３で、濃いみきさんの相手役をする様は、
「ガイズ＆ドールズ」でリカちゃん（紫吹淳）の相手を務めた
映美くららのようでもありましたね。
未熟ではあったけれど、頑張っていたと思います。
でもあのかつらはちょっといただけなかった…。
あまり女優らしくみえなかったもの。
タモさん（愛華みれ）は、雰囲気はすごく好きだったんですけどね。
舞台に出てくると落ち着くというか、
この話で貴重な良心の部分でしたし。
でも昔ベストセラー作家だったとか、
ゆかしさん（美月亜優）といい仲になったり、
結構年配の役ですよね？なのにあの新人っぽいフレッシュさ…（苦笑）
そしてライターチーム。別名トップ養成所（笑）。
もう将来のトップさんだらけですもんね。
タータンを筆頭に、朝海ひかる、春野寿美礼、瀬奈じゅん。
タモさんも途中で入ってきますしね。
中でも、太眉、眼鏡のオサさん（春野寿美礼）が好みでした（笑）
マジメガネ（真面目なメガネ）が好きなので。
あと冒頭、階段のセットでショーを見せるシーン。
かっこいいオープニングで、お～ってところに、歌が…（苦笑）
チャーリーィっ（匠ひびき）…！
相変わらずだなーと笑ってしまいました。
この時期の花組の層の厚さは、
このときのショー（サザンクロスレビュー）の方によりよく表れてますね。
お芝居は、上級生の娘役さんたちの扱いがいまいち納得いきませんでした。
出番はそれなりにあるんだけど、もっと魅力ある役にしてほしかったかな？
